2008年03月14日

捕鯨問題について

はじめに
これから記します内容は一部の方々に不快な思いを感じさせる表現が入っております。あくまでも、一個人の意見としてご理解頂きますよう、よろしくお願い致します。また、反対派の方々のご意見に対しますご返答は致しかねますので、ご了承下さい。尚、難しい話はコリゴリという方は料理の解説編をご覧下さい。




久方ぶりに“明日も来店しよう”そんなふうに思う食材に出逢えた。南氷洋ミンククジラの尾の身刺し。記者が食したクジラの中でもこれほどのモノは初めてではなかろうか。今回は少しクジラについて書いてみようと思う。

現在、日本は商業捕鯨を禁止されている。このことには様々な原因があるが、動物愛護団体と称するグリーンピースシーシェパード等、それに一般の何も知らない(というか知らされていない)国民が政治から上手く利用されていることに他ならない。

その上、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニア…反捕鯨を掲げる国は多く、IWC(国際捕鯨委員会)で賛同を得るのはかなり難しい状況で、商業捕鯨再開は極めて厳しい問題と言わざるを得ない。

そんな中、捕鯨文化を絶やしてはならぬと活動している団体も存在するが、今日、日本でクジラを食せるのは決して密漁をしているからではない。調査捕鯨なるもので捕らえたクジラを解体し、どのようなモノを食べているのか等を調査した後、市場に出回っているモノを細々と頂いているのだ。



そもそも調査捕鯨を開始した理由は、乱獲によるクジラの絶滅を唱える反捕鯨国に対する資料提示のためで、どのクジラが何万頭生息しているから、年間何頭までなら捕獲しても良いではないかというデータを理解してもらうことが狙いであった。

だが、このデータを信憑性がないと突っぱねる反捕鯨国。調査捕鯨を行っていないのにナゼそれが解る?そこで出てきたもう一つのクレーム。クジラは賢いからとか、同じ哺乳類を食べるとは日本人はなんと野蛮な民族だとか、このようなことを全世界の人々に刷り込んでIWCを牛耳った。

また、アメリカのとっているダブルスタンダードも納得いかない。アメリカ国民の中にはエスキモーがいて、日本に対しては反対している捕鯨を彼らに対しては許して欲しい旨訴えているのだ。“おいおい”とはこういうときに使う言葉なのだと再認識させてくれたことにだけはアメリカに感謝したい。

そこで、私は問いたい…牛や豚は哺乳類ではないのかと。韓国(他にも多数)では犬を食す。犬もクジラに劣らず賢い哺乳類。馬は賢くないのか?牛は…賢くないから食しても良い。違う!生き物は自分が生きていくために何かしらの“命”を頂いていて、そこに頭が良い悪いや可愛らしい醜いは関係ないのである。



さて、先にも述べた唯一のクジラ漁、調査捕鯨。実はこの調査捕鯨ですら禁止にしようという動きがある。魚を主食とするクジラが増えれば、ただでさえ漁獲量が減っている漁業に大打撃を与えることは必至。問題はヒューマニズムの部分ではないのだ。

皆様、食の崩壊は文化の崩壊の始まりだ。ハンバーガーはマズくない、コーラだってマズくない。しかし、目の前にはもっと珍重されるべき食材が、料理が眠っている。まずは歩を進めて、地元に眠る逸品を見つめ直そうではないか。そしてその先にある反捕鯨運動等の不条理な活動について考えてみる必要があると記者は思う。(写真提供:Wa☆Daフォトギャラリー 撮影:松本浩文)

※上の三枚の写真は“Wa☆Daフォトギャラリー”の管理者様の許可を得て掲載致しております。



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この記事へのコメント
おじゃましまーすm(__)m 確かにそうです。クジラは増えてます。それによって生態系がずれてきています。 先日もありましたが南氷洋にはなんびとも入れない緑豆の横暴がニュースで流れてました。私のお客様で捕鯨船に乗ってる方がいます。去年緑豆の船に体当たりされ日本に引き返してきましたが、修理代は自分持ちなんですよ!フザケルナ!と言いたい!春うららで食べたクジラ・・・  うまいんだなぁーーー!(^^)!
Posted by MILKHALLMILKHALL at 2008年03月14日 21:18
私も最近の調査捕鯨への暴力的な阻止行為は残念でなりません。
今ではクジラはどっちかというと高級珍味の趣がありますが、昔は給食でも出てましたよね。硬くて食べにくかったですけど。食文化を足元から見つめなおすこと、本当に大切だと思わされます。
Posted by せさみん at 2008年03月14日 21:20
マスター、コメントありがとうございます!
この記事を出そうか出すまいか…再三の“海の警察犬(シーシェパード;)”
の活躍がなければボツにしていたところです。
緑豆(グリーンピース)の活動もひどいものがありますが、シーシェパードは
その上をいってますね。
それに、この人達はいったい何を食べているのか…すべての動物愛護団体
員がベジタリアン?そんなはずはないですね。
牛は食べる用に育てられた生き物だから食べても心は痛まない?申し訳な
いですが鼻で笑いたいです。
すみません、ちょっと過激な発言すぎるのですが、最近の彼らのやり方に憤
りを感じているものですから。
問題はもっと別のところにある…そう思っています。
Posted by 記者Y記者Y at 2008年03月14日 21:39
せさみんさん、コメントありがとうございます!
以前、これと類似した場面を見たことがあります。
多摩川に迷い込んだ“タマちゃん”ことアゴヒゲアザラシの保護の問題です。
タマちゃんにエサをやる、やらないで血相かいて、まるで戦争をするかのごと
く論議していた住民がいましたね。
世界では飢餓や政治的殺戮などで多くの人間が亡くなっているというのにです。
ヒステリックになると視界が狭く短くなってしまうのでしょうか…どんな命も大
切なのに。
Posted by 記者Y記者Y at 2008年03月14日 21:47
元々(食べる方の)グリーンピースが大っ嫌いなtom.Kです○┓
僕も記者Yさんの意見に賛成です。
シーシェパードの捕鯨用の網を切るというニュースを見て、
過激すぎる行動に遺憾を感じます(ハイ)
生態系が壊れたら、彼らはどうするんでしょうねぇ?(-"-;)

以前長崎で食べた『くじらカツ』が美味かったぁ…(^-^;)
今度は、生で食べたい…。
Posted by tom.Ktom.K at 2008年03月14日 21:52
tomさん、コメントありがとうございます!
こういう問題は賛成・反対・どちらでもないの三種類に分かれますよね。
僕は反対派が必ずしも間違えているとは思っていません。
tomさんも料理ブロガーですので実感することが多いと思うのですが、
“食”と一言で語っても非常に多くの過程がありますよね。
育てる人、獲る人、運ぶ人、売る人、作る人、食べる人…どのエリアも必要で、
どこか1つ欠けても成り立ちません。
生きていくということはそういった全てのことがらと、命に対する感謝が必要な
はず。
動物を愛護する気持ちも大切ですが、そのために人に危害を与えて良いと
いう考え方は間違えているとしか思えませんね。
Posted by 記者Y記者Y at 2008年03月14日 22:19
もともと鯨は日本人の食文化。
その食文化によその国(団体)が
とやかく言う権利はないと思います。
絶滅に瀕しているならまだしも。
イタリア人に「ピザ食うな!」
韓国人に「犬食うな!」
と同じことですもん。
観賞するための生き物だ!と言うのであれば、
水族館はどうなりますかね?

この件に関しては、
かなり取材をしました。
今度お会いしたときに
マッタリジックリ話しましょう。
反対意見はないと思いますが(笑
Posted by taronobu-hime at 2008年03月14日 22:20
taroさん、コメントありがとうございます!
いや~taroさんからこのような力強いコメント頂けるとは!
ははぁ~m(__)m
でも、最近、反捕鯨国もかなりアコギな圧力をかけて商業捕鯨否決にこぎつ
けてますね!
実際、アメリカの言ってるダブルスタンダードで、エスキモーはクジラやアザ
ラシしか食べないからしようがない!日本人は他に食べ物があるから捕鯨は
やめて!に一般の日本人も同調することが少なくないのが現状…。
じゃあ、捕鯨で生計をたてていた人達はどうするの?転職しろと(汗)
“生きる”の解釈が自分勝手に成されているように思うのは僕だけ?

この続きは福岡でv
Posted by 記者Y記者Y at 2008年03月14日 23:03