2008年04月02日

ホタルを肴に焼酎をグビ



ホタルイカは日本近海、特に富山県で大量に揚がる春告げイカだ。生でやるとベリウマなのだが、内臓に寄生虫が居るため8年ほど前から生食は規制され、“踊り”で食すことはまずないと言って良い。



記者は2、3度“生”を食したことがあるが(もちろんお達し前;)その独特の味わいは呑兵衛にとって泣いて喜ぶ一品だった。もちろん現在でもゲソだけで作る“竜宮そうめん”なるものもあるが物足りなさは否めない。

でっ、その物足りなさを補って余りあるのが今回ご紹介するホタルイカの沖漬け。見た目はメタリックなキャラメリーブラウンでどことなく塩辛を連想させる色合い。



だが、その味わいはちょいと違っていて、しつこい塩っぱさなど皆無の上、甘味と苦味の丁度真ん中を闊歩する。食感もプチ・グリっとしており、グリのあとにくるコクある風味はクセになること間違いなしで、このまま呑み続けて廃人になる覚悟さえしてしまうほどだ。



さて、3回に渡ってご紹介した毎日が満員御礼・花金状態の店、居酒屋ひかる。どの料理も旨いことはいうまでもないが、“今月ピンチだけど呑みたい”という方にはとにかくオススメで、この記事を読み終わり次第、即行で予約を入れられよ。

もちろん、記者も今月は花見と称して何度かお世話になることは間違いがなく…そのときもどうか席が取れますように。(おわり)



撮影場所 大分県佐伯市 居酒屋・ひかる



  

Posted by 記者Y at 19:44Comments(32)TrackBack(0)ひかる(居酒屋)

2008年04月01日

アワビ刺しをカスタマイズる!



いつ行っても満員御礼・花金状態の居酒屋・ひかる。赤字覚悟の絶品マグロトロ刺しを食したら、次の一品はこれも劇的に安いアワビ刺し

アワビ刺しといえばゴリゴリとした食感をまず思い出す。まあ、冷静に考えると“食感だけ的”なイメージがあるのも確かで、サイコロ状にカットされた水貝なんかがそれにあたる。



記者がアワビ刺しでオススメするのはスライス状に仕立てられたもの。噛み砕くことにとらわれず、にじみ出る旨味を吟味できる。ジャクジャクコリコリ…軽いアクションが歯に小気味良く、ホンノリした旨味に磯の香が追いかけてくる様は酒肴と呼ぶに相応しい。



でっ、これだけではさすがに飽きがくるから色々とあたってみると良い。磯の香が苦手な方はアッサリのポン酢で。コクを求める方は肝醤油か肝乗っけで。食感と共に食べ応えも欲しい方はミルフューユ仕立てにと、量が多いゆえバリエーション豊か。

さあ、アワビと聞いて尻込みしていたアナタ。是非ともココに来てジャク・コリのアワビ刺しをカスタマイズってみてはどうだろう。





撮影場所 大分県佐伯市 居酒屋・ひかる


  

Posted by 記者Y at 21:29Comments(12)TrackBack(0)ひかる(居酒屋)

2008年03月27日

トロが千円ポッキリ



いつ行っても満員御礼で予約なしに入ることがもっとも困難な店、居酒屋・ひかる。安いだけではなく、刺し、焼き、酒肴、ご飯物とどれをとっても旨い。

店主は実直で腰が低く、女将の顔から笑顔が消えることはない。大女将も相変わらずの空気を醸し出しずっと元気だ。



でっ、そんな“毎日が花金状態”のひかるでまず最初に頼んだのがマグロトロ刺身。ドップリと脂を蓄えたライトピンキーな物体が皿の上に何頭も横たわる。

この大群を見てしまっては、誰だっておしながきの値段を再確認してしまうことは必至で、普通なら野口英世が何人さらわれるか分からない。だが、安心召されよ、ここは激安の店…これだけ入ってたったの千円だ。



味わいもスジっぽいような質の悪いものではなく、シットリとした舌触りにマグロ特有の甘・マッタリしたコクが口中に広がる上物。脂が強いため、ワサビの辛味はどこへやら…清涼感だけを残し脇に徹する。

もちろん、すぅ~っとトロけて消えてしまう切なさも味わってしまうことは言うまでもないが、まだまだ皿はピンク色に染まったまんま。う~ん、今度は店主に無理言って“マグロトロの山かけ”を作ってもらうことにしよう。(つづく)





撮影場所 大分県佐伯市 居酒屋・ひかる



  

Posted by 記者Y at 21:19Comments(42)TrackBack(0)ひかる(居酒屋)